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なぜピアノは調律をしなければいけないのですか? |
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ピアノの弦には、1本で約90kg、1台では約20tもの強い力が掛かっています。 時間が経つにつれて、弦の状態は変化する為、音程やハーモニーが狂い、 演奏を楽しむ事が出来なくなっていきます。
音感の良い方なら、その狂いに気付く事もあるでしょうし、小さいお子様の 正しい音感を育てる為には、しっかりと調律されているピアノでないと いけません。
コンサートや演奏会の前には必ず調律・調整が行われます。 そのピアノと演奏者のベストパフォーマンスを引き出す為にも 調律は必要になるのです。 |
ピアノはほとんど使ってないけど、調律は必要ですか? |
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ピアノには木材などの天然の部品が多く使用されています。
日本の様に、四季のハッキリしている国では、温度や湿度の影響を強く受け、 知らず知らずのうちに使わないでおいたものが使えなくなってしまい、 大きな修理が必要になります。
長期間調律を行っていない状態で、また元の正しい音に戻そうとすると、 弦に負担が掛かり、断線しやすくなったり、本体へも大きな負担が 掛かります。
大きな修理になる前に、故障箇所を見つけ、ピアノの健康を維持していくには、 定期的に調律をすることが一番です。 |
調律は、1回どのくらいの時間が掛かりますか? |
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定期的にお伺いしているお客様のピアノに関しては、掃除や整調も含め、 2時間前後を目安にしてください。
ハンマーのファイリングや、時間の掛かる調整を行う時は、また少しお時間を 頂く事もあります。
新規でお伺いするお客様は、ピアノの内部点検、調整、ピッチ変更などが 必要になりますので、定期のお客様よりも多く時間を頂く事もあります。 |
調律の日に、特別用意する事は、ありますか? |
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ピアノの上に時計や置物などがある場合は、別の場所に移動して頂けると 助かります。
私共も、細心の注意を図りますが、万が一の場合も ないとは言い切れませんので、事前に移動して頂ければと思います。
冷暖房等は、普段生活されている状態と同じようにして頂ければ、 特別必要ありません。 |
調律師の人は、絶対音感があるのですか? |
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ピアノの調律には、絶対音感は必要ありません。
ピアノの調律というのは、個々の音を一つ一つ合わせていくのではなく、 一つの音に対してもう一方を合わせるという相対的な方法で行われます。 ですから、訓練次第で絶対音感無しでも調律を覚えるということが可能です。 |
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